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「SK−II」化粧品が中国で販売停止に、日本などでは通常販売
米プロテクター&ギャンブル(P&G)の中国法人は22日、中国品質検査当局がグループのマックスファクター製の化粧品「SK-II」の製品内にアレルギーを引き起こす化学物質が含まれていることを検出したため同スキンケア製品の中国国内販売を停止すると発表した。そのため中国国内では同製品を購入した消費者による返品が集中し、混乱が生じている。上海日報によると、20日には上海パークホテルに警察が呼ばれ、返品要求で感情的になった消費者400人と販売会社側との仲裁に入ったという。
中国品質検査当局によると、SK-IIの9商品から使用禁止物質のクロムやネオジムなどが検出されたという。上海政府は21日、別の3商品からも同じ使用禁止物質が検出されたと発表した。クロムやネオジムは肌アレルギーその他炎症の原因となる物質であるとされ、化粧品への混入が禁止されている。
一方P&G側は、クロム・ネオジムを故意的に製品に混入させたわけではなく、偶発的に発生してしまったものであると説明している。
またSK-II日本版ホームページでは今回検出されたクロムに関して、「(検出されたクロムの量は)世界保健機構(WHO)が日常の食生活において摂取された場合でも安全と考える最大量の100分の1以下、ネオジムは1000分の1以下のレベルであった」とコメントしており、「日本はもとより欧州および他の国々で広く安全だと認識されている範囲内」と説明している。
さらに「日本における化粧品としての品質・安全性に関する基準は満たしており、何ら問題ありません」と述べ、暴動が起こっている中国では保安上の理由でSK-IIの販売を一時停止するものの、日本やその他の国では通常通りの販売を継続するとしている。
P&G広報官のマリア・バーケスト氏によると、中国でのSK-II売上高は世界売上高総計の7%を占めているというが、今回のSK-II製品の販売停止に伴う同社の損害額はまだ計上できていないという。また中国以外ではSK-II製品の販売停止は行わない予定であるという。
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