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クリントン基金、世界問題対策で8500億円の支援金を拠出
米元大統領ビル・クリントン氏主催のクリントン基金によるクリントン・グローバル・イニシアチブ会議(CGI)が19−22日の3日間にわたりニューヨークで開催された。最終日となった22日、クリントン元米大統領は今回の年次総会において世界問題の解決のための支援金が総額73億ドル(約8500億円)拠出されたことを明らかにし、第三世界の貧困・病気・民族紛争問題の解決、および地球温暖化防止のためにクリントン基金から支援すると発表した。
今回の会議には世界中の政治的指導者、大企業、有名人が出席し、広範囲にわたる世界問題の対策プロジェクトに対する支援の申し出を215件拠出することに成功した。昨年度は今回より85件多い300件で25億円の支援金を拠出したが、今回は英巨大複合企業ヴァージン・グループの創設者で会長のリチャード・ブランソン氏が地球温暖化問題対策に30億ドルを投資することを申し出たこともあり、拠出額が大きく増加する結果となった。
リチャード会長が地球温暖化に影響を与えている石油や石炭などの化石燃料に代わる再生可能なバイオ燃料の開発に多額の資金を投じると発表したことを受け、22日にクリントン氏は再生可能エネルギーの開発のために10億ドルの投資基金を設立することを告知した。
クリントン米元大統領は今回の会議において、「今後クリントン基金は公害を削減、エネルギー資源を化石燃料に強く依存している現状の解決、失業者対策として雇用を創出することなどに力を注ぐ」とコメントし、世界問題対策への投資を強く促進したという。
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