ホンダが新型燃料電池車を開発、環境対応車を相次ぎ投入
2006年09月25日 09:27更新
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ホンダは24日、同社が開発した新型燃料電池車「FCXコンセプト」のテスト走行を栃木県芳賀町で実施した。ホンダは2008年に日米で発電装置を小型化・軽量化した新型燃料電池車を発売するほか、排ガス規制を強化した新型ディーゼルエンジンも3年以内に米国で販売する予定。ホンダは今後環境対応車を相次ぎ投入し、ハイブリッドカーの開発・販売で先行しているトヨタ自動車を追いかける。
24日の新型燃料電池車「FCXコンセプト」のテスト走行では初めてその全貌が明らかにされた。車体は滑らかな流線状で室内空間が大きくなるように設計してあり、通常の乗用車であれば変速レバーがある運転席と助手席の間に人が座れるような構造になっている。また「FCXコンセプト」は内部構造が抜本的に見直されており、従来のモデルと比べてより小型化・軽量化されている。発電装置の容積を2003年に開発したモデルに比べて20%削減したほか、重量も2003年型モデルの約3分の2まで大きく削減した。
また今回のホンダが開発した新型燃料電池車は、他社の燃料電池車と同様に空気中の酸素を燃料タンクに貯蓄してある水素と結合させることで発生した電力で走るため、環境に無害である水蒸気しか排出しない。テスト走行では時速160キロメートルで快走な走りを披露した。振動音は極めて静かであった。一方「FCXコンセプト」の販売価格はまだ発表されていない。
一方ホンダが3年以内に北米で販売を予定している新型ディーゼルエンジン車も低排出ガスエンジン車と同程度の排出ガスしか排出しないという。ディーゼルエンジン車は欧州やその他世界の一部において燃料効率性から人気を増している。そのため世界の自動車メーカー各社はディーゼルエンジンの排出ガスを各国の排出基準を満たすまで削減するための技術向上に取り組んでいる。ホンダの新型ディーゼルエンジン車は世界で最も厳しい排出基準を設定する米カリフォルニア州においても通用するものであるという。
一般にディーゼルエンジン車は長距離走行が可能であるが有毒な排出ガスを排出し、燃料電池車は排出ガスを出さないが見た目がごつごつしているイメージがあった。しかしホンダはそのような従来のイメージを覆す新型環境車をラインナップさせることで、北米を中心とした世界市場でのシェア増加を目指す。
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