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ハマスとファタハが衝突、6人死亡、100人以上が負傷

2006年10月02日 10:15更新 mailメール

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 1日、公務員の賃金未払いに対して抗議を起こしたパレスチナ自治政府穏健派のファタハの抗議団体に対してイスラム教原理主義組織ハマスの政府警察が攻撃を行った結果、ハマスとファタハの内紛がガザ地区で発生し、パレスチナ人6人が死亡、さらに100人以上が負傷した。今回の内紛はガザに駐在していたイスラエル軍が同日の早朝にレバノンから全員撤退した直後に発生した。

 パレスチナ自治政府穏健派ファタハのアッバス議長の旅行中にファタハの抗議団体がガザ西岸ラマラ市のハマス政府庁舎前で抗議デモを起こした。ラマラ市自治政府庁舎のうちいくつかは現在パレスチナ自治政府の政権をとっているハマスの閣僚らがイスラエル軍に拘束されているためすでに空き家となっている。

 今回のガザ地区での衝突は抗議デモを起こすファタハの抗議団体をハマス側の機動警察がファタハによる反乱と見なして攻撃を行ったことで、流血事件に発展した。ハマス機動警察による攻撃後、ファタハの抗議団体も銃を放ち反撃を開始した。その結果内紛がガザ地区一帯へ広がっていったという。今回の内紛により少なくともそれぞれ2人以上のハマス軍人、パレスチナ人が死亡したという。

 1日の夕方にはハマス幹部のイスマイル・ハニヤ自治政府首相がアッバス議長に電話で話し、両者が内紛を終結させる共同活動を行うことで合意した。

 自治政府の公務員らはこの7ヶ月間のうち2ヶ月未満しか給料を支払われていなかったという。そのような最中においてイスラム教の聖月ラマダーンを前にしてパレスチナ自治区で特に緊張関係が高まった。というのもイスラム教徒にとってラマダーンは聖なる月であり、家族や貧しい人々に喜捨を行うため多くの出費を要するからだ。

 アッバス議長とハニヤ首相の両者はパレスチナ自治区の公務員17万人に給料を支払うと公約していた。しかし実際にはほとんどのパレスチナ公務員はラマダーン前に正規に支払われるべきひと月分の給料の3分の1以下しか払われていなかったという。

 現在パレスチナ自治政府内閣を統率しているハマスは3月に政権を握って以来国際社会からの支援が途絶え、何ヶ月もの間公務員への給料が支払えず、国の重要なプロジェクトも行えない状態が続いていた。

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