EU、二酸化炭素排出量削減法案を模索中
2006年11月04日 12:58更新
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欧州連合(EU)は自発的二酸化炭素排出量削減目標に到達する見込みがなさそうなのを受けて、欧州自動車会社各社に対し二酸化炭素排出量を削減する新法案を制定する方針でいるという。
欧州委員会広報官のMireille Thom氏によると、欧州委員会では2008年までに1キロメートル走行時の二酸化炭素排出量を140g以下にするための新規制法案を制定する意向であるという。日本と韓国の自動車製造業者も同様の目標を2009年までに達成することに合意している。
EU環境担当官のStavros Dimas氏は、「自発的二酸化炭素削減目標には到達しそうもないという報告を受け、法制化することによって二酸化炭素排出量削減を行う提案を行った」と述べた。
EU欧州委員会によると2004年度、欧州新型車の1キロメートル走行時の平均二酸化炭素排出量は161g、韓国新型車は168g、日本新型車は170gであったという。自動車排気ガス排出量を95年レベル以下に抑えるために、自動車業界では一年間に3%以上排気ガス排出量を削減していかなければならないという。
EUは2012年までに1キロメートル走行時の二酸化炭素排出量を120gにまで削減する方針でいるが、これは自動車業者に対する拘束力を持つものでもなく、自動車業者各社の合意を得たものでもないという。
現在報告されている資料によると、1キロメートル走行時の二酸化炭素排出量は減少してきてはいるが、全体としての地上からの二酸化炭素放出量は1990年以来22%上昇しており、さらにドライバー一人当たりの平均走行距離も年々増してきているという。
自動車および航空機からの二酸化炭素放出量は上昇しており、EUは97年に議決された京都議定書の下で2012年までに1990年の二酸化炭素排出レベルより8%削減することを目指している。
欧州環境機構(EEA)によると、2004年度の二酸化炭素排出要因の28%が輸送に伴う排出であるという。またその28%のうちの半分が乗用車による二酸化炭素排出であるという。
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