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元スパイ変死捜査でモスクワに英警察派遣

2006年12月05日 12:43更新 前の記事 次の記事  一般・海外情勢一覧
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  英ロンドンで生じた2000年に英国に亡命を認められた元ロシア連邦保安局(FSB)中佐のアレクサンドル・リトビネンコ氏(43)が放射性物質によって体組織を破壊され死亡した事件に関するさらなる調査を行うため、英警察がロシア首都モスクワへ派遣された。

  アレクサンドル・リトビネンコ氏は11月23日にポロニウム210という放射性物質で体組織を破壊され死亡したが、死の直前にプーチン大統領が毒を盛ったと友人に告げていた。これに対しロシア政府は明白にプーチン大統領およびロシア政府の関与を否定している。

 英警察は今回のリトビネンコ氏死亡事件に関して徹底した捜査を行う姿勢を見せているが、ロシアセルゲイ・ラブロフ外務大臣は4日、これ以上リトビネンコ氏の死亡事件でロシア政府に疑いをかけ続けるのなら英国とロシアの外交関係に支障が出ると警告を発している。

 国際原子力機関(IAEA)は、現在リトビネンコ氏の放射性物質による死亡に関して数カ国に対して情報聴取を行っており、英政府と協力して捜査を行っているという。さらに米連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出しているという。またイタリア外務大臣のマッシモ・ダレマ氏は5日にモスクワでプーチン大統領と会見する際に今回の事件について議論したいと述べている。

 また英国内でも放射性物質の捜査が続行しており、4日にはロンドンで放射性物質捜査対象箇所をさらに2箇所増加させたという。モスクワでは英国大使官が使用している部屋も放射性物質検査の対象となっているという。

 放射性物質はロンドンの多くの箇所で探知されているという。11月1日以来リトビネンコ氏が毒を盛られた疑いがあるモスクワーロンドン間運行便の2機のブリティッシュ・エアウェイズ旅客機でも放射性物質が探知されたという。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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