8日NY市場、ダウ平均は3日ぶり小幅反発、雇用統計を好感
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8日のニューヨーク株式市場は3日ぶりに反発し、ダウ工業株30種平均は前日平均29ドル8セント高の1万2,307ドル49セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は前日比9.67ポイント高の2437.36で取引を終えた。同日発表された雇用統計の結果が好感された。米経済が休暇シーズンに向けて堅調に推移していることを示し、急激に減速するとの懸念を打ち消した。
ドルの下落やミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回ったことなどが不安を生んだが、米労働省が発表した雇用統計は、非農業部門の就業者数の増加が予想をわずかに上回り、相場の上昇につながった。
今週ダウは0.93%上昇、ナスダックは1%上昇した。個人消費落ち込みとインフレへの懸念から週末発表の雇用統計に注目が高まった。
雇用が堅調に保たれ、休暇シーズンの消費を支えることを市場は望んでいるが、インフレを引き起こす賃金の急上昇は望んでいない。
雇用統計の結果が弱ければ、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想よりも早く金利の引き下げを行うという観測を強めさせる可能性があったが、発表された数字は、非農業部門の就業者数が前月比13万2,000人増で、予想の10万5,000人を上回った。失業率は4.5%で前月の4.4%から0.1ポイント増加した。
12月のミシガン大学消費者信頼感指数は90.2で、アナリスト予想の92や前月値の92.1を下回り、雇用統計によって強められた投資家心理を若干妨げた。
ダウ工業株30種採用銘柄の一つであるスリーエムは、売上げ拡大が投資家の予想よりも長くかかるとしてプルデンシャル・エクイティ・グループのアナリストが格付けを引き下げ、1ドル安の78ドル56セント。
バンク・オブ・アメリカが英銀バークレイズの買収を行う可能性があるとの観測から銀行株にも注目が集まった。バンク・オブ・アメリカ株は83セント安の51ドル66セントをつけた。バークレイズ株は4ドル41セント高で今年最高の58ドル25セントをつけた。
事業分割のうわさが出ているシティグループは、1ドル14セント高で51ドル85セントの終値で、過去52週(1年)で最高の値をつけた。
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