松下、異常過熱を起こさない高容量リチウムイオン電池を開発
2006年12月18日 19:14更新
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松下電器<6752>は18日、過熱問題を防止する技術を採用したリチウムイオン電池の量産を開始すると発表した。リチウムイオン電池の異常過熱は、世界的リコールが行われたソニー製バッテリーで起こった問題。松下では来年4月から出荷を開始、年末までには量産体制に入るという。
リチウムイオン電池はニッケル・カドミウム電池など他の充電池と比べて小型で軽量、高容量という特徴から、ノートパソコンやデジタルカメラなどの携帯機器に理想的な電池として広く利用されるようになった。
しかし、近年、リチウムイオン電池生産で世界的に高いシェアを持つソニーや三洋電機で、過熱やまれには発火などの問題が確認され、安全性に対しての疑問が持たれるようになっていた。
過熱問題によって現実に大量のリコールが引き起こされた。ソニーの世界的なリコールは、デル、レノボグループ、アップルコンピュータなどの世界的なパソコンメーカーの製品向けに供給された960万個ものバッテリーパックに及んだ。
ソニーでは、バッテリー内の金属微粒子が短絡を引き起こしたことが原因だとしている。松下では、この過熱を防止する技術を採用し、金属微粒子が混入して内部短絡が起こったとしてもわずかな発熱しか起こさない電池を開発した。
松下によると、同技術を採用することで、より高容量化したリチウムイオン電池の商品化・量産化も可能になったという。
製品の価格について同社は注文の量によって決まるが、現行の製品よりは高い価格になると述べた。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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