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フセイン元大統領死刑執行ビデオ流出に世界各国から非難の声

2007年01月03日 13:14更新 mailメール

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昨年12月30日に執行されたフセイン元大統領絞首刑の様子を携帯ビデオカメラで撮影した動画が、2日、既にインターネット上に流出していることが発覚したのを受け、ビデオ動画の流出に対し、世界各国から非難の声が巻き起こった。

 フセイン元大統領の死刑執行に関しては、キューバでは「不法行為」であると非難されており、イタリア政府は各国と協力して、国連に極刑廃止を検討するよう要請しようとしている。またイラクスンニ派イスラム教徒は国内全土にわたりフセイン元大統領死刑執行に対する平和的抗議活動を行っている。

 非公式に流出したフセイン元大統領の死刑執行ビデオでは、フセイン元大統領が死刑執行現場立会人から侮辱的な言葉を受け、絞首台上で死刑執行されたシーンが収録されていたという。

 このフセイン元大統領を侮辱する画像は、30日午後、インターネットおよびアルジャジーラテレビ放送に流出した。これを受け、イラクアルマリキ首相は誰がこのようなイラク元大統領の人権濫用にあたるビデオを流出させたのか、公式調査を行うと発表した。

 英副首相ジョン・プレスコット氏はフセイン元大統領の極刑について動画が流出したことは非難されるべきだとし、「大変遺憾な出来事だ。極刑についていかなる見解をもつ者であれ、このような画像流出を受け入れることはできない」と述べた。またローマのバチカン市庁国が発刊する新聞ロセルバトーレ・ロマーノ紙でも、「フセイン元大統領死刑執行動画の流出は基本的人権の濫用にあたる」として非難した。

 潘基文国連事務総長は国連事務総長就任後初の任務で早くも困難にぶつかることになった。潘基文国連事務総長は、「フセイン元大統領はかつての極悪犯罪を行った責任を取る必要があり、フセイン元大統領による犠牲者の苦しみを我々は忘れてはならない。極刑に関する問題は各国の判断に任せる」と述べ、国連としての極刑に対する見解については公式な発言を行うのは避けた。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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