LG電子は7日、同日からラスベガスで開催されている国際家電見本市「2007 International CES」(CES)で、次世代DVDの二規格「Blu-ray Disc」と「HD DVD」双方のソフトを再生できるプレーヤー「Super Multi Blue」を公開した。 LG電子はBlu-ray陣営に属していたが、同プレーヤーは競合するHD DVDのソフトも再生できる。ただ、再生中に表示されるメニューなどBlu-rayの双方向性の機能は完全にサポートされているが、HD DVDの同様の機能についてはサポートされていない。 同プレーヤーは、高画質テレビセットとディスプレー装置の売上げを加速させるとともに、二規格対立による混乱を終結させるという目的で開発された。LG電子、社長兼最高技術責任者のLee Hee-Gook博士は「消費者が二つのフォーマットの中から選択を迫られることはもうない」と語っている。また、同社はコンピュータ向けの光学ディスクドライブでも二規格に両対応したドライブも発売することを明らかにした。 同プレーヤーは2月初め頃に発売予定で、価格は1,119ドル。現行のDVD規格のソフトも再生できる。二種類のレーザーを使うことで、Blu-rayとHD DVDのコンテンツをそれぞれ読み込むことを可能にした。 二つの次世代DVD規格は昨年以来市場のシェア獲得競争を繰り広げてきた。今年は、映画制作会社からの両フォーマットでのコンテンツ販売や、対応プレーヤーの発売も進み、普及が加速すると見られている。 一方、米ワーナー・ブラザーズは、Blu-rayとHD DVDに両対応し、いずれのフォーマットの専用プレーヤーでも再生できるディスクを開発しており、同ディスクもCESで詳細が発表される。