野村総研、「M&Aに関する従業員意識調査」結果を発表
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16日、野村総合研究所(NRI)は、昨年11月に企業の従業員を対象にインターネット上で実施した「M&Aに関する従業員意識調査」の分析結果をまとめ、回答者のうちM&A経験者の方が、M&A未経験者よりも、敵対的買収を仕掛けられる可能性を強く感じていると同時に、敵対的買収に対して肯定的であることが明らかになった。
調査によると、自分が働いている業界で、今後、M&Aが活発になると考えている人(「現在活発であり、この傾向は将来も続く」、または「今後活発になっている」と回答)の割合は、M&A経験者で70.1%、未経験者では35.6%だった。また、敵対的買収を仕掛けられる可能性を感じている割合(「十分に感じている」または「感じている」と回答)についても、M&A経験者が44.7%だったのに対し、未経験者は9.9%だった。
さらに、自分が働いている会社が敵対的買収を仕掛けられることに対して「肯定的」と回答した人の割合は、M&A経験者の13.7%を占め、未経験者の3.7%を上回っており、一方、敵対的買収を「否定的」にとらえている人の割合は、M&A経験者の27.4%で、未経験者の38.9%より少ないことがわかった。
M&A経験者に対し、自社のM&A発表時の感想を聞いたところ、56.6%が「肯定的」または「どちらかというと肯定的」と回答し、M&Aの目的に対しての達成度についても59.7%が「期待以上に達成した」または「期待通り達成した」と感じており、その理由として最も回答が多かったのが「短時間で統合作業を達成した」(36.0%)、次いで「トップのリーダーシップが発揮された」(31.2%)が挙がった。一方、達成度が「期待以下であった」と回答した人にその理由を聞いたところ、最も多く挙がったのが「トップのリーダーシップが不十分であった」(41.1%)で、トップのリーダーシップがM&Aの成否を分ける重要なポイントの1つになっていることがうかがえる結果となった。
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