JR東海・西日本、N700系量産車の投入計画、仕様を発表
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JR東海とJR西日本は18日、2005年4月から量産先行試作車による走行試験を実施してきた次期主力車種の新幹線N700系について、現在までにその基本性能が確認できたとし、今後、両社で製作する量産車の投入計画、車両仕様を決定したと発表した。
計画では、2007年度より東海道・山陽区間を直通運転する「のぞみ」に順次投入し、2009年度にはすべての直通運転する「のぞみ」に投入する。営業運展開は今年夏の予定。
2007年度にはJR東海で15編成、JR西日本で8編成、2008年度はそれぞれ16編成、1編成、2009年度にはそれぞれ11編成、3編成と、計54編成を投入する。
両社では、N700系の性能が東海道・山陽新幹線のサービスアップにつながるよう、集中して大量投入し、2010年度以降も引き続き投入することを検討しているとしている。概算費用は、JR東海約2000億円、JR西日本約600億円の計約2600億円。
仕様は、「くつろげる、安らげる、上質な車内環境を提供」として、高性能セミアクティブ制振制御装置の全車搭載による「乗り心地向上」、全周ホロ採用などによる「車内の静粛性向上」、全座席禁煙、喫煙ルームの設置による「車内の完全分煙化」、新型シート採用などによる「グリーン車のグレ−ドアップ」、「普通車の座席幅拡大」等を図る。
ビジネスパーソン向けにも、グリーン車全座席、普通車窓側席などにモバイル用コンセントを大幅増設し、背面テーブルもパソコンサイズに大型化。高速走行中も使用可能なインターネット環境の充実も目指すとしている。
社内サービスも充実させ、車内テロップは大型化させ2段表示も可能にする。「多目的トイレスペースを拡大」し、新幹線車両として初めてオストメイト設備を設置、荷物棚サイズも拡大、デッキへの車内防犯用カメラ設置等を行う。
また、N700系は、「電力消費量を対700系比で10%低減」することを目標としていたが、走行試験の結果、全周ホロなどの効果により対700系比で19%低減できることが確認できたという。
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