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欧州消費者団体、「iTune」の閉鎖性を非難

2007年01月23日 09:52更新 mailメール

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ノルウェー政府は22日、ドイツ及びフランスの消費者団体が既に北欧諸国で行われているアップル「iTune」でダウンロードした楽曲を、同社「iPod」のみならず他社製デジタルプレーヤでも聴く事ができるように促す運動に加わっていることを発表した。

 現在「iTune」でダウンロードされた音楽は「iPod」でしかダウンロードして聴くことができないようになっている。またアップルストア以外でダウンロードされた楽曲も同様にアップル「iTune」および「iPod」でしか聴くことができない。

 昨年6月にノルウェー、デンマークおよびスウェーデンの消費者団体らが、アップルは北欧各国の著作権法に違反しているとして訴える消費者運動を開始した。その運動に昨年末に仏消費者運動団体UFC-Que Choisirと独Ferbraucherzentralenが加わった。さらに他の欧州諸国も今後加わろうとしている。フィンランド消費者団体Kuluttajavirastoもこの運動に加わっている。

 ノルウェー消費者運動団体の1人、Bjoern Erik Thon氏は、「とりわけデジタル音楽市場規模として非常に大きな市場を有しているドイツの消費者団体が運動に加わってくれたことが強力な助けとなった」と述べている。ノルウェー規制当局はアップル幹部らと「iTune」の閉鎖性の問題に関する対応で少なくとも2回は交渉を行っている。

 この件についてアップル広報担当者のTom Neumayr氏は22日、「弊社は欧州規制当局がより活気と競争性溢れる市場環境を奨励し、知的財産権を保護し、消費者がどの製品がもっとも良いか選択する権利を認めてくれることを願う。弊社は欧州のいくつかの消費者団体から不満の声が聞かれていることを認識している。この問題がなるべく早く解決されることを願っている」と述べた。

 欧州消費者団体らはアップルに対し今年9月までに同社の「iTune」運営方針を変更するように訴えている。もし9月までに他のデジタル音楽プレーヤでも聴けるようにしない場合、アップルには法的措置が取られ、罰金が課されるという。

 欧州消費者団体らは、「音楽業界において一社が一つのシステムだけに多くの音楽を閉じ込めてしまうのは良くない」と主張している。なおフランス法では規制当局がアップル「iPod」および「iTune」を他社製品と互換可能にすることを強制させることも既に許可されているという。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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