ホーム > 企業 > 国内 > 収益発表 > ソニー純収益PS3製作費用かさんで5%減

ソニー純収益PS3製作費用かさんで5%減

2007年01月31日 06:55更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

ソニー<6758.T,NYSE:SNE>は30日、同社10−12月期収益発表を行った。発表によると、同社10−12月期の純収益は前年同期比5%減の1,599億円となった。 同社によると昨年日米で販売開始したプレイステーション3(PS3)の製作費がかさみ、実質の純収益は減少する結果となったという。

 PS3は昨年11月に日米で販売開始されたが、欧州では本機製造部品欠如のために今年の3月まで延期されることとなった。さらにPS3は競合他社の次世代ゲーム機任天堂「Wii」やマイクロソフト「Xbox360」などとの熾烈な競争下に置かれることとなった。
同社は日本でのPS3販売価格を競合他社ゲーム機との競合のために当初予定価格よりも20%近く価格削減して販売せざるを得ない結果となった。

 ソニーは今年3月締めの2006年会計年度の純収益は、クリスマスシーズンにおける同社デジタルカメラ、薄型テレビの売上高上昇により、1,100億円となるとの予測値も発表した。しかし、それでも2005年会計年度の純収益1,300億円は下回ることになる。

 ソニーゲーム部門では10−12月期に540億円の営業損失を計上したが、同社はゲーム部門の収益は2007年度下半期までには改善されると発表した。ゲーム部門の営業損益についてはソニーCFOの尾根田伸行氏は、「立ち上げ時の費用が嵩んだ。ゲーム部門の損失はしばらく続くだろう」と発表した。ソニーは10−12月期に184万台のPS3を出荷した。今年3月23日には欧州、中東、アフリカおよび豪州でも販売開始となる。同社は3月31日までに600万台のPS3の出荷を目標にしており、1月中旬ではすでに200万台出荷したと発表した。しかし200万台という目標台数到達時期は当初予定より2週間ほど遅れる結果を示すこととなった。

 ここ数年のソニーの大きな問題は、同社の中核となる電子製品部門でアップル「iPod」やサムスン電子の薄型テレビに売上を奪われていたことであった。さらにデル、アップル、レノボなど多くの大手ノートPC製造会社で使用されていた1千万台にもおよぶ同社製リチウムイオンバッテリーの世界的リコールも問題となった。米ハワード・ストリンガー氏がCEOに就任して以来、ソニーは2005年度以来大規模な業績改善策に乗り出し、収益改善の見込めない事業は切り離し、リストラ政策を行ってきた。そのような努力もあって、同社の中核ビジネスである電子製品部門では10−12月期に記録的な売上高を収め、全体としての10−12月期売上高は前年同期比9.8%増の2兆6,100億円となった。また2006年4−12月期では前年同期比2%増の1,939億円の純収益、前年同期比9.7%の6兆2千億円の売上高を収めたと発表した。

○投票 ×投票
Powered by newsing
*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

最新記事企業最新記事

PR
企業セクションで記事をもっと読む

この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :
求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
track feed なかのひと