ケーブルネットワークのMTV、VH1、ニコロデオンや映画会社のパラマウント・ピクチャーズを擁するメディア会社のバイアコムは2日、動画共有のユーチューブに対して10万以上の動画の削除を要請した。 バイアコムは声明の中で、ユーチューブと同社の親会社であるグーグルとの数ヶ月の協議の結果、「ユーチューブが、バイアコムのコンテンツを利用可能にするための公正な合意に達する意思がないことがはっきりした」と述べた。また、バイアコムはユーチューブとグーグルが著作権者の許可を得ていない動画がサイトに掲載されないようにコントロールする「フィルタリングツール」を開発できなかったと述べた。同社は現在ユーチューブに対して動画の削除を要請しているが、訴訟を起こすことは踏みとどまった。 ユーチューブはバイアコムからの要求に応じるとし、「全ての著作権利者と協力して、要請があればただちに著作権を侵害しているコンテンツを特定し、削除する」と述べた。また、「バイアコムがユーチューブから恩恵を受けることができなくなることを不幸に思う」と述べた。 11月、ユーチューブは日本音楽著作権協会(JASRAC)からの要請で約3万のコンテンツを削除した。CBSやNBCユニバーサルなど一部のメディア企業はユーチューブに番組使用を許可する契約を交わしているが、多数の企業は著作権物の使用を認めていない。