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モスバーガー、宅配・テイクアウト専門の実験店舗を初出店
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、これまで出店が少なかった小規模立地対策の戦略的強化を目的に、宅配とテイクアウト専門の新型店舗「モスバーガーデリバリーキャビン北砂店」(東京都江東区)を2月10日に実験的に出店する。
モスフードサービスでは、こうしたイートインスペースの無いモスバーガー店舗は初めての試みとなるという。商品は、従来の「モスバーガー」の既存商品だけでなく、ピザや、サイドメニューを組み合わせたバラエティボックスなどの専用メニューも販売する。
モスバーガーチェーンでは、2004年度より、それまでのモスバーガーからファストカジュアル業態のモスバーガー(「緑モス」)へ転換。過去2年間の転換とあわせ、2006年12月末時点で全店舗の約60%にあたる840 店舗の「緑モス」が誕生。こうしたファストカジュアル化が進む一方で、既存の一定規模以上の路面店に重点を置いた店舗形態のため、小規模物件やオフィス街、フードコート等の特殊性の高い立地は未開拓のままであったという。昨年5月にフードコート対応店舗のモスバーガーファクトリーを、10月には小型店の実験店を出店したことに続き、今回宅配とテイクアウトに特化した店舗の実験検証をすることとした。
「モスバーガーデリバリーキャビン北砂店」は店舗面積約20坪と小規模で、商圏を店舗周辺の半径約2km以内としている。店舗周辺に約6万世帯の住居がある住宅密集地となっており、宅配用のバイク6台と電動アシスト自転車2台を配備する。通常メニューの価格は従来のモスバーガー店舗と同じで、宅配の利用時に商品代金とあわせ、1回につき配送手数料200円が必要。アフターオーダー方式のため商品提供に若干の時間を要する同チェーンの特性を踏まえ、宅配店舗の設置・定着により、大きな需要の掘り起こしを目指すとしている。営業時間は午前10時から午後10時まで。
モスバーガーチェーンでは、既存店舗の「お届けサービス」と題した宅配サービス実施店舗を、1月末時点で約170 店舗まで拡大、宅配需要の検証を進める中、オフィス街、住宅地の双方で好調に推移しているという。今後さらに顧客ニーズに対応するため、小規模物件による宅配に特化した店舗モデルの有効性・収益性を検証し、今回の住宅地への出店に続き、2007年度にはオフィス街立地への実験店出店も行う計画。
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