ベリサイン、インターネットのインフラ設備増強に1億ドルを投資
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「.com」や「.net」などのドメインやDNS情報を管理する米ベリサインが、新たなセキュリティ上の脅威への対抗とインターネット利用の急激な増大への対処のため、1億ドルを投じた大規模なインフラ増強を行う。
ベリサインのStratton Sclavos最高経営責任者(CEO)によると、同社にとっては過去最大規模の設備増強で、2010年までに処理能力が10倍に向上される予定となっている。
Sclavos氏は、「ルートサーバ」と称される世界のインターネットトラフィックを制御する13台のサーバのうち2台を管理しているベリサインには、増大するインターネット上の攻撃の脅威に対して常に一歩先を行く義務があると語った。同氏は「攻撃はより高度化してきている。そして、攻撃者は千単位のユーザーを狙うのではなく、数十万あるいは数百万のユーザーをターゲットにしている」と説明する。
同社によると、インフラの増強によって、ドメインネームシステム(DNS)の処理能力が一日4,000億クエリーから4兆クエリー以上に強化される。クエリーはインターネットのユーザーが「.com」と「.net」ドメインのウェブサイトをクリックする際や、ドメインネームを利用するアプリケーションを使うたびごとに発生する。また、ベリサインのシステムの帯域幅も1秒当たり20ギガバイトから200ギガバイト以上に増強される。
6日、13台のルートサーバのうち少なくとも3台が強い攻撃にさらされた。調査会社IDCのWill Stofega氏はこの攻撃がインターネット上で行われる犯罪行為の脅威が増大していることを明らかに示すものだと述べた。同氏によると、インターネットのインフラの大規模な増強が最後に行われたのはドット・コムブーム時代で、ベリサインの今回の動きに他社が追随する可能性があると述べている。「これは非常に時宜を得た投資だ。ここ数年、より深刻なタイプの攻撃が現れていた。今このような投資を行っておかなければ、深刻なトラブルに見舞われるようになる」と同氏は述べている。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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