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セブン&アイ、釣銭提供サービス会社を設立へ

2007年02月14日 09:08更新 mailメール

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 セブン&アイ・ホールディングスは13日、トヨタファイナンシャルサービスと共同で、今春を目途に新会社を設立し、中小小売・サービス事業者を対象とした営業用釣銭サービス等新しい金融サービス事業を立ち上げる方向で具体的な検討に入ったと発表した。

 新事業では、独自の釣銭交換機等による新サービスを提供することで、国内の小売・飲食サービス等約340万におよぶ一般事業者の「現金ニーズ」に対応するとしている。

 事業開始の背景には、金融機関の現金関連サービスが、コストの増加および店舗の統合等により営業用の釣銭を提供する場所の縮小傾向にあることに加え、現金を取扱う中小小売・サービス事業者では、釣銭用の硬貨や札を入手することが困難になっており、釣銭準備について大きな労力、費用が発生していることをあげている。

 セブン&アイは、決済手段が多様化し小口決済の電子化が加速する中、独自電子マネー「nanaco(ナナコ)」を今春発行しているが、中小小売・サービス事業者の釣銭等営業用現金のニーズにも対応していくことで、小口決済や現金まわりのトータルなサポート体制を構築していくとしている。今回の新事業をセブン銀行に次ぐ第二の金融事業と位置づけ、グループとしての金融サービス商品をより一層拡充するとともにセブン-イレブン店舗網の更なる進化を図る方針。また、年中無休24時間のサービス提供を行うことで、利便性を向上させ、市場の釣銭ニーズに対応、潜在ニーズを顕在化させるとしている。

 トヨタファイナンシャルでは、バーチャルな小額決済サービス(QuicPay)と、リアルな現金(釣銭)サービスの相乗効果による、提供サービスの総合力強化や、セブン&アイのネットワークと連携した多面的な金融サービスの提供、公共性の高い金融サービス事業の展開を目指すとしている。

 釣銭交換機は、セブン-イレブン店舗内に設置し、有料サービスとして一般事業者等に24時間365日サービスを提供する。釣銭宅配サービスについては、一般事業者向けには釣銭パックを小売店や飲食店等へ配送し、セブン-イレブン加盟店向けには釣銭パックをセブン-イレブン店舗へ配送する。

 今後は、「新会社設立準備室」を設置し、「釣銭交換機サービス」「釣銭宅配サービス」に関する具体的な準備と展開計画の策定していく予定。新会社へは、2社の他にセブン銀行が出資予定だが、出資比率については今後決定するとしている。

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