鉱業大手2社、米アルコア買収を検討との報道
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13日、世界最大の鉱山会社BHPビリトンと鉄鉱石生産で世界第2位のリオ・ティントが、アルミニウム大手の米アルコアに対して400億ドル規模での買収を検討していると英タイムズ紙が報じた。報道を受け、アルコア株は13日のニューヨーク株式市場での取引で6.4%上昇した。
買収を検討していると報じられた2社の関係者はコメントを避けており、アルコアの広報担当Kevin Lowery氏も「我々はうわさや市場の観測に対してはコメントしない」「あえてコメントすることは思慮に欠けることであり、生産的でもない」と述べた。
一方、一部のアナリストは買収の可能性に疑問を呈している。ソレイユ・ブラッドフォード・リサーチのCharles Bradford氏とリーマン・ブラザーズのPeter Ward氏は、BHPビリトンとリオ・ティントはアルコアが重視している航空宇宙装置や自動車部品の製造などの川下産業よりも鉱業や素材産業などに焦点を合わせていると指摘している。Ward氏は、アルコアの株価が今年に入ってから既に20%上昇していることから、買収の価値に対しても疑問があるとした。
また、ブラッドフォード氏は、11日に発表されたインドの非鉄大手ヒンダルコによるアルミ圧延大手ノベリスの買収が、アルコアが次の買収の標的になるという観測を強めた可能性があると述べている。
タイムズ紙によると、2社とも入札は行っていないが、BHPビリトンは既に入札の準備を終えており、リオ・ティントはそこまで進展していないという。
2社とも最新の決算報告では、過去最高の収益を記録している。BHPビリトンは昨年後半の純利益が41%増の62億ドル、リオ・ティントは昨年の純利益が43%増の74億4,000万ドルだった。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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