早大とSAPジャパン、共同で人材育成講座を開設
早稲田大学(早大)は、SAPジャパンと共同で、早稲田大学大学院会計研究科において、学生を対象に内部統制の理論をテーマとした寄附講座を今年4月から開講すると発表した。
同講座は、会計監査現場で活躍する人材育成支援を目的として、SAPの基幹業務システム「mySAP ERP」を教材として使用し、内部統制の基本理念や業務プロセス遂行のためのシステム利用法を習得することができる実践的な講座で、SAPのERPシステム基盤を教材として採用した大学における内部統制の正式な講義科目は、日本で今回が初めてとなるという。
昨年6月に成立した日本版SOX法(金融商品取引法)により、2009年3月期決算からすべての上場企業及び法令で定められた企業は内部統制報告書の提出及びその監査が義務付けられるが、これに伴い企業の対応も本格化し、監査を実施する人材育成が求められている。
こうした環境の中、早大とSAPジャパンは、内部統制対応の基盤となる「mySAP ERP 2005」のシステムを教材とした「ERPシステム実務」及び「ERPシステム実務(実習)」を開設し、会計監査及び企業における会計実務の分野における人材の育成・養成に注力するという。
教材となる「mySAP ERP2005」は、企業内外にまたがるビジネスプロセスの基礎を築き、プロセスの可視化によって内部統制の情報基盤を整備するシステムで、学生は内部統制実施基準の内容及びその実装方法をより実践的な形で習得することができるとしている。
同講座は、前期・後期一科目ずつ三年間にわたって開講され、講師は早稲田大学大学院の教授陣とともに、SAPジャパンのコンサルタントが担当する。
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