インテル、看護士の医療業務支援タブレットPCを開発
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米インテルは20日、新型の医療用タブレットPC「Motion C5」を発表した。米モーション・コンピューティングと共同で開発に取り組んだもので、病院や診療所で看護士の生産性を高めるための使用を想定している。
Motion C5はカメラを内蔵し、複数の方式の無線通信とオプションのバーコードスキャナーを備えている。また、感染症拡大を防止するため、容易に消毒が行えるように設計されている。二社では、診療記録の照会や医師の指示を受けるための通信、患者の血圧や心拍数などのグラフ化、他の専門家との情報交換などの業務にMotion C5が活用され、看護士が患者と接するためにより多くの時間を使えるようになることを期待している。
病院の事業効率改善は政府と医療保険の増加に悩まされている多数の雇用者にとって課題となっている。医療分野のコンピュータ活用状況を調査してきた医療情報管理システム協会(HIMSS)によると、個々の部門や事業単位ではコンピュータが活用されてきたが、効率的にシステムを連携させ、ペーパーレスに近い水準の医療記録システムを実現した医療機関は少数である。同協会の情報収集部門であるHIMSS Analyticsの見積もりによると、米国の病院のうち約16%が2006年末の時点でタブレットPCを利用している。また、24%はより小型のハンドヘルドPCを保有している。一部の病院は「COWs」と呼ばれる患者の病室に入れることのできる車付きのコンピューターが好まれているが、看護士が自由に持ち運ぶには大き過ぎる。
インテルは昨年医療分野技術の標準規格を決定する団体「Continua」の設立を支援し、特定市場向けにコンピューターチップとその他の技術を組み合わせた製品を開発する戦略の一環として「デジタルヘルス」部門を設立している。デジタルヘルス部門を統括するLouis Burns氏は、モーションとの開発にあたってインテルは人口統計の研究者を配備して看護士がどのように仕事をするのかを調査し、3つの病院で看護士の意見を聞きながらタブレットPCの試験運用を行ったと語った。
モーションは売上の半分を医療業界から得ている。最高経営責任者Scott Eckert氏によると、同社はMotion C5が病院の記録保持システムと容易にデータをやり取りできるように医療用ソフトウェア開発メーカーと共同で開発を行った。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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