丸紅とアグレンコ・グループ、ブラジルに合弁会社を設立
22日、丸紅は、ブラジルに事業基盤を置く大手穀物商のアグレンコ・グループと合弁で「アグレンコ・バイオエナジー社」をブラジルに設立すると発表した。
今回の合弁会社設立は、石化燃料の高騰や環境保護の観点から、ヨーロッパやブラジルを始めとし世界的に需要増加が期待されるバイオディーゼル燃料の生産拠点確保、並びにアジアを中心に需要増加が見込まれる大豆粕の供給確保を目的に行われ、丸紅の出資金額は4000万ドル、出資比率は33.3%となる。合弁契約は、今月中に締結される予定。
新合弁会社は、ブラジルのマト・グロッソ(MT)州、マト・グロッソ・ド・スル(MS)州、パラナ(PR)州の3州にバイオディーゼル燃料生産3工場、大豆搾油2工場の建設を予定しており、MT州、MS州は搾油工場で生産された大豆油を原料にバイオディーゼル燃料を一貫生産する。PR州は、既存の搾油工場に隣接する形でバイオディーゼル燃料工場を建設し、それぞれ2008年初めからの生産・販売を目指す。計画中の生産能力は、バイオディーゼル燃料40万トン、大豆粕100万トンで、2009年度の売上は、10億レアル(4.8億ドル)を目指していく方針。
丸紅では、バイオディーゼル燃料は、ヨーロッパでの需要増に加え、ブラジルでは2008年より軽油への2%の混合義務化が決まっており、安定した需要が見込めること、またアグレンコ・グループの大豆集荷力を活用し、原料である大豆を優位確保できることから、事業性も確実であると判断しての合弁会社設立となった。
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