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イラク副大統領、暗殺の危機逃れる

2007年02月27日 13:49更新 mailメール

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 26日、イラク政府会議中に、会議室において爆弾が爆発し、少なくとも10人が死亡した。会議に出席していたイラクシーア派副大統領Abdul-Mahdi氏は、爆発による破片が椅子まで飛んで来たため多少負傷したが、暗殺の危機ま免れた。会議室の縁談は完全に爆破され、バグダッド全域に対して、スンニ派軍事組織はイラクセキュリティ強化地域にかかわらずどこでも爆破できるという脅威を与えることとなった。

 イラク政府の建物が立ち並ぶ中で生じた爆破テロを受け、米軍が爆破地域周辺を立ち入り禁止とし、すぐさま調査を行っている。調査によると、爆弾は演壇内に隠されていたものと考えられ、壇上でのイラク公共大臣Riyad Gharib氏の演説が終了した直後に爆破された。その数分前にはAbdul-Mahdi副大統領が同じ壇上で開会演説を行っていたことから、今回の爆破テロは時限爆弾で、イラク副大統領暗殺を図ったものではないかと見られている。

 会議室における爆破テロで、イラク政府役員数人が死亡し、25人以上が負傷した。負傷者の中にはイラク公共大臣も含まれている。Abdul-Mahdi副大統領は護衛に保護されたこともあり、足に軽傷を負うだけで暗殺を免れた。同会議に出席していたイラク公共事業省に務めるTagrid Ali氏は、「大きな爆発音が聞こえた。すぐさま床にふせたが、あたりは黒煙に包まれた」と述べている。

 今回のイラク政府会議室爆破攻撃はおそらくスンニ派反乱軍によるものであると考えられている。スンニ派反乱軍はイラクシーア派政権が米国と協調関係にあることに反対して立て続けに爆破テロを起こしている。

 Adbul-Mahdi氏はイラクに2名存在している副大統領のうちの1人で、別のもう1人の副大統領はスンニ派のTariq al-Hashemi氏である。

  今回のイラク政府組織への爆破テロは米軍がイラク軍と協力して2週間にわたるバグダッド治安強化活動を行っている最中に行われた二度目の爆破テロである。25日には、シーア派大学における自爆テロで40人以上が死亡する事件が生じている。

スンニ派副大統領Al-Hashemi氏は米国・イラク同盟軍による治安強化活動はイラク国内すべての集団を同等に扱っていないため不当に扱われていると見られる集団が不満を抱いていると非難している。Al-Hashemi副大統領は、米国は現在行われているイラク治安強化計画がうまく行かなかった場合の別の選択肢を真剣に考えるべきだと警告している。

  一方、イラクアルマリキ首相は同日イラク内閣において新石油法案を承認した。今後新石油法案は国会最終投票へと向かうことになっている。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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