三菱重工、サウジアラビア向け大規模火力発電・海水淡水化設備を受注
2007年03月02日 12:08更新
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1日、三菱重工業は、サウジアラビアで配電・給水事業を行う特別目的会社(SPC)であるシュケイク水・電力会社(SqWEC)から、原油焚き火力発電設備及び海水淡水化設備をフルターンキー契約で受注したと発表した。2007年6月に着工し、初号機は、2010年4月からの商業運転開始を目指す。
SqWECは、大規模な発電・海水淡水化事業を進める同国の政府公共投資基金(PIF)とサウジ電力会社(SEC)、並びにACWAパワー、三菱商事、クウェート投資ファンド(GIC)の企業連合が出資するIWPP(Independent Water&Power Producer)会社。今回のプロジェクトは、このSqWECから、サウジ海水淡水化公団(SWCC)とSEC両社の合弁会社であるWEC(Water&Electricity Company)へ電力と水を長期にわたり供給しようとするもので、SqWECは、WECとの間で、20年間にわたり電力と水を供給する契約を締結しており、これに基づき、大規模な発電・海水淡水化設備の建設が進められる。三菱重工は、設備の設計・製作から建設・試運転までを担当し、発電機は、三菱電機が供給する。
発電・海水淡水化設備は、同国西側南部のシュケイク地区に設置され、WECを通じ、配電・給水事業が行われ、このうち電力は、SECの南部送電網を経由し、水は、SWCCの送水網を経由して、ともにアブハ、ジザンを始めとする南部都市へ供給するという。
火力発電設備は、総出力102万kWで、34万kW蒸気タービン3基、原油焚きボイラー3基、発電機3基などで構成され、海水淡水化設備は、二段の逆浸透膜の活用により海水を濾して脱塩する逆浸透(RO)法プラントで、1日当たり21万6000m3の飲料水を供給する予定。
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