米シティ、日興コーディアルにTOB
米シティグループと日興コーディアルグループは6日、包括的戦略提携契約を締結し、シティグループが日興コーディアルグループの株式の過半数を取得するためにTOBを実施することで合意したと発表した。
両社は今回の提携により、日興コーディアルの株主、顧客、従業員、取引先等の利益を保全し、証券市場の安定性を確保しつつ投資家の信頼を回復することを目指すとしている。
TOBは、シティが一株あたり1350円の買い付け価格で、シティグループ・ジャパン・インベストメンツ・エルエルシーを通じて、1週間以内を目途に開始し、過半数の株式取得を目指す。現在シティは日興コーディアルの株式4.9%を保有しており、仮に全株式を取得した場合、取得価格は1兆2530億円となる。
業務提携では、個人向け業務で、日興コーディアル証券の個人向け証券業務と、シティの個人向け銀行業務及びクレジットカード業務との提携により、双方の個人顧客に対し、証券業務、ファンド、預金、外国為替、ローン、クレジットカード等、幅広い商品・サービスを提供する。
法人向け業務では、シティ及び日興コーディアルの法人顧客ならびに機関投資家に対して総合的なソリューションを提供することで、日興シティグループ証券の大手投資銀行としての位置づけを強固なものとし、シティの法人向け銀行業務と日興コーディアル証券の法人向け証券業務とのクロスマーケティングも強化する。
日興コーディアル、日興コーディアル証券、シティグ、シティグループ・グローバル・マーケッツ・ホールディングス(ホールディングス)、日興シティグループ証券は、信用補完契約も締結し、日興コーディアルの上場廃止が決定した場合でも、ホールディングスから日興シティグループ証券に対して資金供与が実施され、事業環境の維持を図る。
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