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ウィキペディア、記事の信頼性向上を検討

2007年03月08日 14:52更新 

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  現在インターネットフリー百科事典として人気を博している「ウィキペディア」では、記事の提供が匿名によりできるため、多くの信頼性に欠ける情報が記載されるという懸念が生じている。そのため、今後「ウィキペディア」では、専門的事項を記す際、その証明も提供するように記事提供者に求める方針を取るという。

  ウィキペディア創設者のジミー・ウェールズ氏は、7日、電話インタビューで、今後もウィキペディアへの記事投稿は誰でも気軽に匿名で行うことができるようにするという方針を伝えた。しかし今後は専門的事項を言及するときは、その証明も添えることを要求するとし、「我々はウィキペディア上の書き込みに関する禁止事項を増やして記事執筆の煩雑さを増すよりも、第一に積極的に書き込んでもらえるようなインセンティブを大切にしたい」とコメントした。

 ウェールズ氏は2年前にもそのような計画を提案していたが、最近ウィキペディアに「Essjay」のペンネームで寄稿している投稿者が自身を神学の教授と主張していたのが、実は24歳の大学中退者であることがわかったことから、ウィキペディアの修正方針に拍車がかかることになった。このことは先週発刊された米紙「ニューヨーカー」によって明らかにされた。

  ウィキペディアでは「Essjay」氏のような多くの匿名寄稿者による記事により成り立っており、「ウィキペディアのモットーは『光と真実』であり、多くの個人がウィキペディアに貢献し、真実の百科事典を創出することである」と宣言していた。しかしながら匿名で寄稿できるという気軽さから、事実とは異なる記事や、「荒らし」も生じるようになり、サイトそのものの信頼性に関する懸念が生じるようになっていた。

 しかし「匿名で寄稿できる」ということはウィキペディアの「売り」の一つでもある。匿名で寄稿できるシステムをとっているために、ウィキペディアは創設以来驚くべき成長をなし、現在英語だけでも170万件以上の記事が掲載されている。

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※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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