米ゴールドマン・サックスは13日、堅調な取引手数料の増加により同社2月23日締め第1四半期純利益は、前年同期の24億5千万ドル、一株利益5.08ドルから29%上昇して31億5千万ドル、一株利益6.67ドル、売上高は前年同期の104億3千万ドルから22%上昇して127億3千万ドルとなったと発表した。 ゴールドマン・サックス第1四半期収益発表結果はトムソン・ファイナンシャルアナリストらの予測値である106億9千万ドル、一株利益4.97ドルを上回るものとなった。 しかしながらゴールドマン・サックス14日株価は3.52ドル(1.8%)下落した。2月27日に生じた世界同時株安以来、米金融市場には懸念が高まっている。特に米サブプライム住宅ローン市場での悪材料が高まっており、ゴールドマン・サックスは、懸念対象の一社となっているサブプライムローン会社ニューセンチュリーフィナンシャルに融資を行っている投資会社のうちの一社でもある。なお、ゴールドマン・サックス第1四半期末日は世界同時株安前であったため、今回の収益結果に同時株安の影響は含まれていない。 ゴールドマン・サックスは米ウォール街で今年第1四半期の収益発表を行う最初の投資銀行となった。今後リーマン・ブラザース、モルガン・スタンレー、ベアー・スターンズも立て続けに収益発表を行っていく予定である。