ニューヨーク証券取引所(NYSE)は13日、米サブプライムローン大手ニューセンチュリー・フィナンシャルの財務見通しが悪化していることと、債務不履行を理由に、上場廃止の手続きを始めた。NYSEでは12日にニューセンチュリー株の取引が停止されていた。 ニューセンチュリーは13日、米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で、カリフォルニア州連邦検察によって行われている捜査の中で「特定の文書」に関して大陪審の召喚命令を受け取ったと述べている。先月、カリフォルニア州中央地区連邦地裁の検事局は、ニューセンチュリーに対し、同社株の取引に対しての捜査を行っており、債務買い戻しの損失に関しての会計ミスに対する捜査も行うと通知していた。 同社は13日、SECの太平洋事務所も同社に対して予備調査を行っており、文書を要求したと述べた。SECは先に、同社の2006年の3つの四半期の決算の見直し決定に関して討議するために同社関係者と面談することを要請していた。 ニューセンチュリーは1995年に設立され、信用力の低い家の買い手向けの貸付(サブプライムローン)で米国第2位の企業に成長した。しかし、その他のサブプライムローン会社と同様に、住宅市場の落ち込みに伴って経営が悪化している。