ホーム > 一般 > 欧州 > 海外情勢 > 英政府、イランとの直接交渉を呼びかける

英政府、イランとの直接交渉を呼びかける

2007年04月04日 08:47更新 前の記事 次の記事  一般・海外情勢一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

先月23日からイラン当局によって拘束されている英兵15人の解放問題で、英政府は3日、イラン交渉担当ラリジャニ最高安全保障委員会事務局長との交渉後、イラン政府との直接交渉を呼びかけた。3日の英国による直接交渉は、イラクで拘束されていたイラン外交官の解放を受けたものである。

  3日午後英ブレア首相官広報官は「英国、イラン両国ともに英兵拘束問題を交渉を通して迅速に解決することを望んでいる。ブレア首相はこの問題を外交的手法で解決することに専心している。英政府はイランに二カ国による直接交渉を申し出た。現在イランからの反応を待っている」と声明文で発表した。

 3日にはイラク当局によって拘束されていたイラン外交官Jalal Sharafi氏が解放され、無事イラン首都テヘランに到着した。Sharafi氏は2月4日にイラクバグダッドのシーア派支配地域でイラク武装勢力に拘束されていた。

 今回Sharafi氏が解放されたことで、拘束英兵解放につながることが期待される。イランはこれまでSharafi氏は米軍から指令を受けたイラク軍によって拘束されたと見なしていた。これに対し米軍当局はSharafi氏拘束には関与していないと否定している。Sharafi氏はイラン銀行のイラク支店を開設する計画に関与しているイラン大使であった。米当局はイランが銀行支店を通してイラクシーア派武装組織へ資金を提供するのではないかと警戒していた。

 Sharafi氏は米軍がイラク北部で5人のイラン人を拘束した1ヶ月後に拉致されていた。米軍当局は、拘束したイラン人らはイラン革命防衛隊の先鋭部隊クォッド軍の幹部であると発表している。

 これに対しイラク当局はイランにおける拘束英兵解放の一助となるためにも、これらイラン人の迅速な解放に取り組んでいると発表した。なお、英国、イラン、イラクどの国も表面的には「人質交換」による解決の意をあらわにはしていない。イランはイラクで拘束されているイラン人解放のために英兵を拘束したわけではないと発表している。

 今回のSharafi氏の解放と5人のイラン人の解放に向けての努力が示されたことで、イラン拘束英兵の迅速な解放の可能性がより高くなった。英ブレア首相も3日、「今後48時間が英兵拘束問題解決にむけての重要な時間だ」と述べている。

 ラリジャニ氏は、2日、イランもこの問題解決を外交的手段で迅速に行いたいと発表しており、拘束英兵がイラン領海に侵入したかどうかを決定づけるための代表団を設けることも提案した。また拘束英兵らを司法の場にもっていく必要はないだろうとも言及している。

○投票 ×投票
Powered by newsing
*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

最新記事一般最新記事

PR
一般セクションで国際・政治関係の記事をもっと読む

この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :
求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
track feed なかのひと