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日立、ニンテンドーDSソフト用音声合成ミドルウェアを開発

2007年04月11日 20:51更新 mailメール

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 日立製作所と日立超LSIシステムズは11日、データサイズを抑えながら高い肉声感を実現した高品位音声合成ミドルウェア「DS版 Ruby Talk」を開発し、バンダイナムコゲームスに納入したと発表した。同製品は、6月7日発売予定のニンテンドーDS用ソフト「山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング」「山川出版社監修 詳説世界史B 総合トレーニング」に採用される。

 「DS版 Ruby Talk」は、日立と日立超LSIが、日立の中央研究所で開発した高品位知的音声合成技術を元に開発したニンテンドーDS向け音声合成ミドルウェア。

 これまで、日立グループではPC用や組込み機器用の音声合成を用意していたが、今回初めて携帯ゲーム機用ソフト向けという、ハードウェアのスペック制限が厳しい組込み機器用の製品を開発するにあたり、これまでに比べてデータサイズを抑え、処理負荷を軽くしながら高品位な音声を維持する必要があったという。「DS版 Ruby Talk」では、日立の中央研究所が高品位知的音声合成技術の提供を行ったほか、データ圧縮のための音声素片データの改良を担当し、日立超LSIは、音声合成エンジンのメモリ使用量の削減及びCPU負荷の低減を行った。その結果、データサイズを従来の7分の1、CPU負荷は従来の2分の1と小さく抑えながらも、肉声感のある高音質な合成音声の生成を実現したとしている。

 今回のニンテンドーDS用ソフト「詳説日本史B 総合トレーニング」と「詳説世界史B 総合トレーニング」で提供される、教科書を合成音声で読み上げ、それをイヤホン等で聞いて学習するという利用方法においては、合成音声における抑揚・間合いなどの、より自然な肉声感の高さが評価されたとしている。大量の教科書データに正確な読み・アクセントを自動付与するために、「Ruby Talk」の持つ漢字かな混じり文の自動読み分けが活用された他、より自然なリズムで文章が読み上げられるように技術的サポートも行った。

 日立と日立超LSIは、今後もニンテンドーDS用ソフト市場に向けて「DS版 Ruby Talk」の拡販や、ソフトメーカーの要望に応じた声種の追加や新たな声種の作成も進めていく方針。

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