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SII、世界最小径モータを開発

2007年04月12日 11:49更新 前の記事 次の記事  テクノロジー・新技術一覧
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 11日、セイコーインスツル(SII)は、首都大学東京の守屋正名誉教授及び東京農工大学大学院技術経営研究科長の古川勇二教授の発明に基づき、東京農工大学古川研究室と共同で、直径0.95mmの世界最小径の超小型モータの開発に成功したと発表した。

 従来の小型モータは、例えば電磁式モータの場合、コイルや磁石の小型化に限界があるため、直径1mm以下を実現することは非常に困難であり、超音波モータの場合も圧電素子や与圧機構の配置に工夫が必要で、小型化には限界があったという。

 今回開発された超小型モータは、モータ外部に超音波発振源を置き、直径50ミクロンの金属ワイヤを導波路として用いて先端のコイル状のステータに超音波を伝播し、ステータに接触したシリンダ状のロータを回転させる原理の超音波モータの一種で、従来の各種モータと比較して、構造が極めて単純で、部品数が少なく、小型化に適しているという。超音波発振源を外に置き、電気信号をモータ本体に伝えるのではなく、振動を直接モータ本体に伝えて回転させる構造となっているため、液中での回転も可能としている。

 SIIは、長年の腕時計の開発・製造で培った高精度加工技術を応用し、今回、超小型モータの開発に成功。今後は、モータとしてのさらなる特性向上を図りながら、様々な分野における応用の可能性を探っていく方針。

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