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モスバーガー、バーガー商品を全面刷新へ
モスバーガーを展開するモスフードサービスでは12日、4月13日より、既存のバーガー商品を全面的に刷新すると発表した。パティには、1972年の創業以来、1997年まで使用していた牛と豚の合挽き肉を10年ぶりに使用。これに合わせ、バンズ(パン)も変更し、主力商品の「モスバーガー」「テリヤキバーガー」のソースも変更する。今回の商品刷新による価格変更はない。
モスバーガーチェーンでは、1972年の創業以来、日本生まれのハンバーガー専門店として日本人の味覚・嗜好に合わせた商品開発を進めてきた。創業当時のハンバーガーパティは、日本人にとってハンバーグの標準だった牛豚の合挽き肉を使用していた。1997年に食材の安全・安心を志向し、飼育環境にまで踏み込んでパティ用の肉の調達を見直したことで、初めて牛肉100%(当初はオーストラリア南部・タスマニア産の牛のみを使用)のパティに変更。昨年、成長ホルモン剤を使用せず、トレースが可能な同社の安全基準を満たす豚肉が調達できるようになったため、新たな合挽きパティの開発を進めてきたという。新パティは、日本の家庭的なハンバーグの良さを持つ、懐かしくも新鮮な味としている。
バンズ(パン)につていは、現行のバンズより、パン本来のおいしさを重視し、よりソフトでしっとりした食感に改良。2006年に期間限定発売したフィッシュマリネバーガーで使用の白パンや、「ニッポンのバーガー匠味(たくみ)」に使用している匠味ブレッドで培ったノウハウを生かし、風味豊かでふんわりとしたバンズに仕上げるという。生地の発酵時間を延ばして充分な発酵を行うことに加え、焼き方及び配合を根本的に見直し、よりソフト感と保水力を向上させ、焼きたての食感が持続するバンズに改良したとしている。
現在同チェーンでは、昨年来既存店売上が前年比で減少傾向となっている。こうした状況を踏まえ、今回、思い切った主力商品の全面刷新を決定したという。同チェーンの強みを、日本人が好む味覚を細部まで追求した「おいしさ」と安全・安心への徹底した取り組み姿勢とし、圧倒的な「おいしさ」を強化し、競合他社との差別化を進めるとしている。
今回の商品刷新に合わせ、本部のチェーンマネジメント施策強化、および販売施策強化も図る。本部のチェーンマネジメント施策強化としては、3月より、店舗を指導するスーパーバイザー(SV)の数を54名から92名へ増員。新たな販売促進施策として、まず全国的なキャンペーンとしては初めて割引クーポンを導入。クーポンは4月13日の新聞折込をはじめとして、ホームページからのダウンロード、および店頭での配布等の方法で発行する。クーポンによる割引は、モスバーガー、テリヤキバーガー、モスチーズバーガーが対象で、単品価格が50円引き、セットメニューが100円引きとなる。
そのほか、新しいセットメニューとして「ポテトS セット」(290 円、税込)「ポテトL セット」(350円)を導入。ポテトS セットは既存セットメニューの「オニポテセット」(320円)よりも価格を抑えることで、選択肢を増やすと同時に買いやすさを実現するとしている。
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