米イーベイの1-3月期決算、52%増益
米インターネットオークション最大手のイーベイが18日発表した第1四半期(1-3月期)決算は、純利益が3億7,720万ドル(1株利益27セント)で前年同期の2億4,830万ドル(1株利益17セント)から52%増加した。海外での売り上げ増加と、電子決済のペイパル部門での堅調な業績に支えられた。売上高は17億7,000万ドルで前年同期の13億9,000万ドルから27%増加した。
イーベイ社長兼最高経営責任者のメグ・ホイットマン氏はAP通信に対し、「全般的に、非常に堅調な四半期だった」と語り、同社が2009年1月までに、20億ドルまで自社株を追加で買い戻すと述べた。同社は1-3月期に自社株買い戻し計画に3億3,300万ドルを費やした。
継続事業に関係のない特別項目を除けば、純利益は4億6,050万ドル(1株利益33セント)で、前年同期の3億4,290万ドル(1株得利益24セント)から34%増加した。トムソンファイナンシャルによるアナリスト予想は、純利益が4億872万ドル(1株利益30セント)、売上高が17億2,000万ドルだった。
最高財務責任者のボブ・スワン氏は業績見通しを上方修正した。第2四半期(4-6月期)の売上高見通しは、17億5,000万ドル〜18億ドル。特別項目を除いた利益予想は1株当たり31セント〜33セントとしている。会計年度通期では、売上高が72億ドル〜74億5,000万ドルを予想。特別項目を除いた利益予想は1株当たり1ドル30セント〜1ドル34セントとしている。2006年の同社の純利益(特別項目除く)は14億9,000万ドル(1株利益1ドル5セント)で、売上高は59億7,000万ドルだった。
最も収益の高い部門はペイパルで、前年同期比31%増の4億3,900万ドルの売上高だった。グーグルのチェックアウトサービスと競合するこのオンライン決済サービスは、3月の時点でアカウント数が1億4,300万となっており、前年同期比で36%増加している。ペイパルのユーザーが1-3月期に行った決済の金額は113億6,000万ドルで、前年同期比30%の増加を示した。ペイパルは基本的にはオンラインバンクで、イーベイを含めた多数の対応サイト上での決済や、個人間の送金を可能にするサービス。
米国での売上高は8億8,490万ドルで、前年同期比18%の増加にとどまった。一方、海外での売上高は8億8,320万ドルで前年同期比38%の増加を示し、総売上高のおよそ半分を占めるようになった。
同社は特にアジア市場への進出に焦点を当てている。12月には中国のワイヤレスインターネット会社のTOM Onlineと合弁会社を立ち上げた。ホイットマン氏は、今夏に新サイトを立ち上げ、新サイトは完全に中国人従業員が運営し、サーバーも中国に置くと語った。
イーベイ株は18日のナスダック市場で75セント(約3%)下落し、34ドル45セントの終値をつけたが、決算発表後の時間外取引で97セント上昇した。
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