米パソコン大手のデルは19日、家庭用パソコンの特定モデルを新規購入する際に、OSを「Windows XP」と「Windows Vista」から選択できるようにすると同社のウェブサイト上で発表した。 同社は、1月31日のVista発売後、多数のメーカーと同様に大半の家庭用デスクトップ・ノートパソコンでXPの提供を停止していた。3月後半には、家庭用では2モデルのみがXPを選択できると述べていた(企業ユーザー向けではまだ多数のモデルでXPをオプションで選択できる)。 しかし、ユーザーが同社に対する意見を投稿したり、重要だと思う意見に投票を行ったりできる同社の顧客向けサービスサイト「IdeaStorm」で、「XPをまだ捨てないで」という意見が1万700以上の投票を集めた。これに対して同社は19日、「消費者向けPCにWindows XPのオプションを復活させてほしいというご意見をはっきりと認識しました」との回答をサイトに掲載した。 同社は、ノートパソコンInspironの4モデル、デスクトップパソコンDimensionの2モデルで、XPを選択できるオプションの提供をただちに再開すると述べた。 一方で同社は、Linux搭載のパソコンの販売も計画していることを先週発表している。 マイクロソフトは、デルの動きがごく一部の顧客の一般的ではない要求に対応するものだと主張している。マイクロソフト、ウィンドウズ・クライアント・グループのプロダクト・マネージャーであるMichael Burk氏は電子メールによる声明で、「大多数の消費者は最新の最も優れた技術を好む。Windows Vistaもその一つだ」と述べている。