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英RBS、ABNアムロ買収の対抗案提示

2007年04月26日 11:01更新 mailメール

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 英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が主導するグループは25日、ABNアムロに対し、先に買収取引で合意した英バークレイズの提案を10%以上上回る約1,000億ドルの買収案を提示した。

 アムロの株主は、26日の年次株主総会に先立って、最も提示額の高い買収案を受け入れるように直ちに同銀に圧力をかけた。アナリストらは、鍵となるのが米ラサール銀行だとしている。アナリストの一人は同銀のことをアムロ海外事業の「クラウンジュエル(王冠の宝石)」だと述べている。

 対抗の買収案を提示したのはRBS、スペインのバンコ・サンタンデール・セントラル・イスパーノ、ベルギー・オランダのフォルティスの3行連合で、内容はアムロの1株に対し39ユーロ(52.95ドル)を支払うというもの。取引は70%を現金、30%をRBSとの株式交換で行い、買収総額は722億ユーロ(981億ドル)に上る。

 これに対して、アムロの取締役会の承認を得て23日に発表された英バークレイズの買収案は、アムロ1株を36.25ユーロとするもので、全額株式交換によって行う。アムロ株は、先月にバークレイズと買収交渉に入って以来、35%以上上昇している。

 今回のニュースを受け、アムロの株価は3.5%上昇し、36.21ユーロの終値をつけた。これによってアムロの株価はバークレイズの現株価に基づく買収提案額を上回ったが、RBSによる対抗案の額は下回っている。これは、投資家がアムロの買収合戦を制するのがどちらになるかを見極めるのに苦慮していることを示している。

 アムロがバークレイズとの買収取引合意の中で、ラサール銀行をバンク・オブ・アメリカに210億ドルで売却するという予想外の動きが取り消せるのか否かということが最も大きな不確定要素と見られている。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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