米航空機製造大手ボーイングが25日発表した第1四半期(1-3月期)決算は、純利益が8億7,700万ドル(1株当たり1.13ドル)で前年同期から27%増加した。売上高は同8%増の154億ドルだった。トムソンファイナンシャルによるアナリスト平均予想は1株利益が1.01ドル、売上高が150億2千万ドルで、市場予想を上回った。 ティール・グループの航空アナリストであるRichard Aboulafia氏は、「ボーイングは市場のシェアを増やしており、収益性も保っている」「通常、シェアか収益は二者択一だが、この調子でボーイングがシェア獲得を続ければ、エアバスにとっては深刻な脅威となる」と述べた。 今年初め、ボーイングは航空機受注量でエアバスを追い抜いたが、納入機数ではエアバスが上回り、世界トップの航空機メーカーの座を守った。ボーイングは、来年に納入機数でもエアバスを上回ると見られている。同社によると、旅客機と防衛の受注が堅調で、受注残は前年同期比23%増で過去最大の2,620億ドルとなった。 旅客機部門は106機を納入し、売上高は7%増の76億ドルだった。利益は前年の7億300万ドルから微増の7億600万ドルだった。統合防衛システム部門は売上高が7%増加したが、利益は4%減の7億8,400万ドルだった。