任天堂、Wiiの増産を計画
任天堂の岩田聡社長は27日、同社のゲーム機「Wii」の品不足が異常な水準にあるとして、来月までに出荷を増やすため、生産量を引き上げると述べた。岩田氏は記者に対し、「異常な品不足を解消するために最善を尽くさなければならない」「これまで適切に需要を予測することができていなかった」と述べた。
岩田氏はWiiの月間生産能力については公表せず、生産がどれだけ上昇するかを述べるのも時期が早過ぎると述べた。
モーションセンサーを搭載したWiiのリモコンは、ゲームに馴染みの無かった層の需要も喚起した。プレー中にリモコンのストラップが切れるという不具合が初期に発覚したが、収益には大きな影響を与えず、Wiiの本体ゲーム機は店頭で品切れ状態が続いている。
任天堂は2008年3月までの今会計年度内に1,400万台のWiiを販売する計画で、昨年の発売開始からでは全世界で584万台を売り上げている。
これに対し、ソニーのプレイステーション3の販売台数はこれまでのところ184万台にとどまっているが、マイクロソフトのXbox 360は1,000万台以上出荷されている。プレイステーションは昨年末に米国と日本で発売が開始され、欧州では3月に発売が開始された。Xbox 360は競合ゲーム機に先んじて2005年に発売を開始している。
任天堂は、携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」でも大きなヒットを上げており、2004年の発売以来4,000万台以上を売り上げている。今会計年度内には2,200万台の売り上げを予想している。
26日発表した2007年3月期決算では、同社の純利益は77%増の1,742億9千万円、売上高は90%増の9,665億3千万円だった。
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