中外製薬、「MR育児勤務制度」を導入
7日、中外製薬は、医療用医薬品の情報提供活動に従事するMR(医薬情報担当者)を対象とした「MR育児勤務制度」を1日から導入したと発表した。
中外製薬では、「育児と仕事の両立」を支援するため、2005年4月に労使でワーキングチームを立ち上げ、次世代育成支援関連制度の整備に積極的に取り組んできた。その結果、女性社員の育児休職取得率は、ほぼ100%であり、復職後も育児短時間勤務者として引き続き活躍しており、男性社員の育児休職者もこの2年間で4名が取得しているという。
医薬品業界では、近年、医療におけるMRの重要性が高まる中で、女性MRの比率が年々上がっており、中外製薬においてもその人数が着実に増えているという。
中外製薬は、MRの就業形態として「みなし労働時間制度」を適用しているが、育児とMR業務の両立は、「みなし労働時間制度」上では勤務時間などの理由から職務の継続が困難な場合があり、退職せざるを得ないケースもあるという。こうした状況から同社は、労使ワーキングチームでの検討を踏まえ、育児とMR業務を両立するための選択肢として、全MRを対象に短時間勤務の育児勤務制度とフレックスタイム制度を併用した「MR育児勤務制度」を実施することを決めた。
女性MRに対しては、妊娠期間中の母性保護の観点から業務的配慮を施すとともに、育児休職取得者には復職時研修を実施し、知識レベルのキャッチアップを図るなど、総合的に育児とMR業務との両立を図るとしている。
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