英ロイター・グループとカナダの情報サービス大手トムソンは8日、トムソンがロイターを177億ドルで買収し、事業統合することについて協議中であることを表明した。提案されている買収案では、トムソンがロイター1株に対し、7.03ドルとトムソン株0.16株を支払う。 ロイターは、4日に買収の打診を受けていると発表し、ロイター株は25%上昇していた。トムソンは7日に同社が買収提案したことを発表した。 発表の中で両社は「統合には強く説得力のある理由があり、統合によって企業間情報の市場で世界のトップになる」と述べている。また、「まだ解決すべき点は多く、合意に達する保証はない」とも述べている。 ロイターは、提案されている条件が現金と株式交換によるもので、ロイター1株を14.07ドルと評価したものであると述べた。4日のロイター株の終値は12ドル24セントだった。 トムソンの創業家の持ち株会社であるウッドブリッジによると、同社が統合後の会社の53%を所有し、その他のトムソンの株主が23%、ロイターの株主が24%を所有する。 また、発表によると、トムソンの社長兼最高経営責任者(CEO)のリチャード・ハリントン氏は買収取引完了後に退職し、ロイターのCEOであるトム・グローサー氏が新会社のCEOに就任する。