米オンライン販売、アパレル用品売上がトップに
インターネット調査会社の米Forrester Researchが14日発表した調査報告によると、昨年の衣料品、アクセサリー、履き物などのアパレル用品のオンライン売上が183億ドルでコンピュータ関連の売上を上回り、初めて首位を占めた。
コンピュータのハードウェアとソフトウェアは旅行関連を除いたオンライン売上で長らくトップの位置を占めていたが、昨年の売上は172億ドルで2位に後退した。第3位は167億ドルの自動車と自動車部品で、第4位は100億ドルの家財道具だった。15億ドルのコンピュータ周辺機器はハードウェア・ソフトウェアのカテゴリーに含まれていない。
調査結果は、170のオンライン小売からの回答と産業データの分析に基づいている。
全米小売業協会(NRF)のオンライン部門であるShop.orgのエグゼクティブディレクターSucharita Mulpuru氏と上級アナリストで調査報告の主執筆者であるSucharita Mulpuru氏は、物理的な店舗でのショッピングを模倣した服を合わせたり拡大したりする機能がオンラインショッピングの普及促進に貢献したと述べた。送料や返品を無料で受け付けるpiperlime.comのような新しい靴の販売サイトもオンラインの履き物販売サイトの成長を後押しした。
全体では、旅行関連を含んだ昨年のオンライン販売の売上は25%増加して2,199億ドルとなった。旅行関連を除けば、29%増の1,465億ドルだった。今年は、旅行関連を含んだ売上では18%増の2,591億ドルになると予想されている。旅行関連を除いた予想は19%増の1,745億ドル。
調査報告によると、今年の衣料、アクセサリー、履き物の売上の10%はオンライン上で発生すると予想されている。昨年度のオンライン売上が全体の売上に占める割合は8%であった。旅行関連を除いたオンライン上の小売が小売全体の売上に占める割合は、昨年の6%から上昇して7%になると見られる。
一方、オンライン販売の課題として調査報告で指摘されているのは、注文から商品受け取りまでの遅延と、消費者がしばしば購入前に商品を物理的に見る必要があるという事実である。オンラインで購入して商品を店舗で受け取る機能を導入しているサイトもあるが、このプロセスをシームレスに実現できているのはごく少数だという。調査報告によると、多くのケースでは、注文を受けた後に購入可能かどうかを24時間以上後に折り返し連絡するという態勢で、ユーザーがすぐに商品を手にできるというシステムの目標からは離れたものだった。
調査報告では、業界の収益性が安定化していることも指摘されている。調査に対する回答者のうち83%は採算が取れていると回答し、78%は2005年よりも利益が拡大したと述べている。一方、売上に占める利益の割合は、売上と共に経費も上昇しているため変わっていないと報告されている。
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