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東レ、植物繊維強化ポリ乳酸プラスチックを開発

2007年05月18日 11:21更新 前の記事 次の記事  テクノロジー・新技術一覧
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 17日、東レは、ポリ乳酸(PLA)とセルロースを主成分とする植物繊維をコンパウンド(混練)して耐熱性と剛性及び成形性を向上させた植物繊維強化PLAプラスチックを開発したと発表した。昭和丸筒と昭和プロダクツの協力を得て、東レ独自の樹脂コンパウンド技術と新開発の結晶化促進技術の融合により実現させた。

 今回の開発品は、バイオマスプラスチックで世界最高レベルの150℃の耐熱性を始め、従来のPLAプラスチックに対して2倍の剛性と成形時間の大幅短縮を実現したほか、植物繊維を混ぜても優れた成形外観が得られるなど、バイオマスプラスチックの物性を抜本的に改良したもので、同社は、自動車部品、電気・電子部品、土木・建築資材、家具など、幅広く用途開発を進めていく予定。

 これまでPLAの強度を向上させるため、補強材として植物繊維を配合する技術が開発検討されてきたが、均一に混ざらないことによる成形品の外観不良を始め、PLAが成形時に分解しやすいこと、さらには射出成形時の成形サイクルが長く、耐熱性も低いなど、実用的なプラスチック材料としては用途展開に限界があった。

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