Jefferies & CoのアナリストYoussef Squali氏は、広告代理店は顧客との関係を保つことで「自分たちの縄張りを守る」ことに努めており、最近相次いだ買収は、オンライン広告市場を巡るハイテク会社と伝統的な代理店の緊張を高めたと述べた。1月にはフランスの広告コングロマリットPublicis Groupeがオンライン広告の独Digitasを買収した。先月には米広告コングロマリットInterpublic Group of Cosが米市場調査会社のReprise Mediaを買収している。
Banc of America SecuritiesのアナリストBrian Pitz氏は、最近の「争奪戦」の結果、24/7 Real Mediaの買収後はオンライン広告を扱う株式公開企業は少数しか残っていないと述べている。オンライン広告市場で残されている会社の1つは、24/7 Real Mediaと比較して規模はかなり小さいものの同様の方式でオンライン広告ネットワークを展開する米ValueClickで、もう1社はGoogleのように、キーワード売買の仲介を手掛ける米aQuantiveである。
米Microsoftは、24/7 Real Mediaのようなオンライン広告会社の買収に名乗りを上げる可能性があると見られていたが、現時点で同社は動きを見せていない。
WPPは24/7 Real Mediaの1株に対して、ここ2カ月間の同社株終値の平均値に30%のプレミアムを上乗せした11.75ドルを支払う。24/7 Real Media株は17日の市場で39セント(3.5%)上昇して11ドル65セントとなり、WPP株は11セント上昇して75ドル14セントとなった。
24/7 Real Mediaはオンライン広告ネットワークを運営しており、広告主は多数の契約を結ばず1つの広告契約で数百のサイトに同時に広告を出稿することができる。ロンドンに本拠を置くWPPは、Omnicom Groupに次いで世界第2位の広告コングロマリットで、Grey Worldwide、JWT、Ogilvy & Mather、Young & Rubicamなど複数の大手代理店を傘下に抱える。
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