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米CNN、ライブビデオを無料化

2007年05月25日 12:46更新 mailメール

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 米タイム・ワーナー傘下のCNNが、現在年額25ドルの利用料を課しているオンライン・ビデオサービスを無料化する。マスコミがウェブ上での収益モデルを転換する最新の事例と言える。

 CNN広報のJennifer Martin氏は、今回の変更は7月1日から実施され、ビデオ配信のコストが低下したことによるものだとしている。「ユーザーはインターネット上のコンテンツに料金を支払うことを好まない」「当社はそれを否定しないが、コストの観点から無料で提供できるようになったということは確かだ」と述べている。ビデオに広告を表示させる可能性もあるという。

 CNNがビデオ・コンテンツの課金方針を見直したのは今回が2度目。同社は、2005年6月にプレミアム・サービス「Pipeline」の6カ月後の導入に向けて、ビデオ・コンテンツを無料化した。Pipelineでは4種類のライブビデオ放送や5万以上のクリップを含むアーカイブを提供している。

  Martin氏によるとPipelineのビデオは、CNNが7月1日にサイトを改める際にフリーのセクションに移され、Pipelineの名前は無くなる。また、有料会員は払い戻しを受ける。

 マスコミ他社では、ABCニュースが一部のビデオに対して課金を続けている。オンラインチャンネルの「ABC News Now」へアクセスするには年間40ドルか1カ月5ドルの料金がかかるが、コムキャストやその他多くのインターネットプロバイダーは、会員が無料でアクセスできるように契約を結んでいる。また、一部のマスコミはアップルのiTunesでニュース映像を販売している。

 また、CNNは有料会員制を廃止したが、ニューヨーク・タイムズは逆のアプローチを取り、2005年9月に特定のコラムニストにアクセスするために年間50ドルの定額料金制を始めている。この会員制は、印刷版の宅配サービスの一部として提供されており、同社によると72万4千名の会員が存在する。

 AP通信は、マイクロソフトとの提携でビデオ配信を行っている。マイクロソフトのMSN Videoプラットフォームを利用した同社の「AP Online Video Network」では、APの会員企業ウェブサイトでビデオやニュースクリップを無料で提供することが許可されており、広告収入を折半する。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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