ファミリーマートとドコモが業務資本提携へ
ファミリーマートとエヌ・ティ・ティ・ドコモは28日、資本及び業務提携について合意したと発表した。
ファミリーマートでは昨年より東京都、名古屋市、福岡市の約140店舗で先行導入している「iD」決済を全国に拡大し、7月10日からファミリーマート全店の全レジへ導入する予定。「iD」全店導入を機に、ドコモがファミリーマートに資本参加することにより両社の協業体制を更に発展させ、「iD」及びおサイフケータイ利用環境の拡充、それらを利用したサービス展開、さらには携帯電話とコンビニエンスストアを連携させた新たな取組みの検討等を軸とした協業の本格的展開を図り、ファミリーマート店舗において先進的で魅力的なサービスの提供を目指すとしている。
資本提携により、ドコモは、ファミリーマートの発行済株式総数の3.0%に当たる普通株式293万500株を、6月13日付けで、自己株式の譲受により約90億円で取得する予定。
業務提携の具体的な内容としては、2008年5月末までに、ファミリーマート全店全レジを、おサイフケータイで取得できる電子カード「トルカ」に対応させ、「トルカ」を利用したサービスを展開。ファミリーマートが展開する多機能マルチメディア端末「Famiポート」におサイフケータイ対応リーダ/ライタを搭載し、ファミリーマートのインターネットショッピングサイト「ファミマ・ドット・コム」において、「iD」のネット決済も導入する。
同時期までに、ファミリーマートのポイントカードである「ファミマカード(クレジット機能付)」のカード会員向けに「iD」決済が利用可能なサービス「ファミマiD(仮称)」の提供も開始。「ファミマiD(仮称)」利用者に対する各種特典に加え、ドコモが提供するクレジットサービス「DCMX」による「iD」利用者向けにも各種の特典を提供する。さらに、「ファミマカード」のサービスの一部を体験できる「お試しカード」をおサイフケータイに対応させた「お試しケータイカード(仮)」を発行。今後、全ファミマカード会員を対象とした「ケータイ会員証」の発行、及びファミリーマートにおけるおサイフケータイを活用したCRMの構築についても共同で検討していくという。
携帯電話とコンビニエンスストアを連携させた新たな取組みの検討としては、アンテナショップとして選定したファミリーマート店舗において、利用者の利便性の向上を目指し、店舗と携帯電話を結びつけたテストマーケティングや「iD」の優先レーンの設置等を実施。コンビニエンスストア事業及び携帯電話事業の相互の理解を深め、新たな取組みを効果的に推進していくため、人材交流を含めた協力関係の構築についても検討していくとしている。
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