米グーグル、オフラインサービス提供へ
米グーグルは30日、同社オンラインソフトウェアアプリケーションをインターネットの接続なしに利用できるようにさせることで、より多くの人々が同社の無料サービスを利用し、同社検索エンジンの影響力を拡張していく方針であると発表した。
グーグルが発表した新たなツール「Google Gears」は、31日から世界10都市で開催される一連のソフトウェア・デベロップメント・コンファレンスで披露されることになるという。グーグルは同コンファレンスにシリコンバレーから1,500名、総計で5,000名以上のデベロッパーを招待している。「Google Gears」は、ウェブブラウザにプラグをインストールすることによって、オフラインでも利用できるツールであるという。
グーグルは今後同サイトが提供する電子メール、カレンダー、ワード&スプレッドシートプログラムもオフラインでも利用できるようにしていく方針であるという。
もし本当にこれらのサービスがオフラインで利用できるようになれば、マイクロソフトの提供する「オフィス」製品にとっては大きな打撃となることが予想される。
グーグルは既に今月初めに今後同社は「検索、広告、アプリケーション」に焦点をおいて展開していく方針を示し、同社が今後ソフトウェア市場で大きな役割を果たして行く決意を示していた。
グーグルは検索エンジン以外の新たな収益口を開拓しようとしている。同社のベーシックアプリケーションは無料で提供するが、さらなる拡張版ツールについては企業向けに販売も開始している。
グーグルは今後のデベロッパーらが集うカンファレンスに多くの人々が参加することで「Google Gear」ツールを各デベロッパーらのアプリケーションに適用し、オフラインで利用してもらうことを期待している。
グーグル会長エリック・シュミト氏は、「コミュニティが新技術の可能性の限界を拡張させる力が強いと確信している。結果的にオープン・スタンダードにさせることがすべての人に恩恵を与えることになるだろう」と声明文で述べている。
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