米航空機大手ボーイングは、次期中型旅客機「787」の生産上の問題解決に取り組んでいる。これまでに機体接合部のずれや締め金具の不足といった障害に遭遇したが、同社は製造開始時から問題が発生することは予想しており、逐次解決に取り組んでいくと述べている。 ボーイング787の生産で一番最近に発生した問題は、機首・コックピットの左側部分と後方の胴体部分の接合箇所に0.3インチ(約7.6ミリ)の隙間があるというものであった。ボーイングはこの問題を解決しており、広報担当のMary Hanson氏は、この問題は新型航空機にとっては「通常の生産プロセスの一部」と説明している。 米シアトル・タイムズは、最終組立工程で撮影されたとされる写真を入手した後、12日に機体の問題について報じた。Hanson氏は、写真が本物であるかは検証できず、同社が日常的にそのような種類の写真を撮影して、生産工程を評価し、納入業者と問題解決のために使用しているかどうかは確認ができないと述べた。 ボーイングは787機の生産を先月初めから開始しており、Hanson氏は、これまでのところ生産の遅延をもたらすような問題にはぶつかっていないと述べている。同機の初飛行は8月の後半ごろ、商業飛行の開始は2008年5月に予定されている。