三菱商事とキリンビール、バイオエタノール工場建設
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19日、三菱商事とキリンビールは、農林水産省による国家プロジェクト「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」のうち、北海道農業協同組合中央会やホクレン農業協同組合連合会などが主体となって取り組む北海道十勝地区での「燃料用バイオエタノール製造プロジェクト」の製造施設建設を受注したと発表した。三菱商事を中心に、キリンビール及び日本化学機械製造がコンソーシアムを組み、2009年3月の稼動を目指す。
近年、温室効果ガスの排出抑制による地球温暖化防止策の1つとして、バイオエタノールの利用拡大が世界中で進められており、すでに全世界で年間4600万KLのバイオエタノールが生産されている。日本でも「京都議定書目標達成計画」において、輸送用燃料でのバイオマス由来燃料の利用目標を50万KL(原油換算)としているが、バイオエタノール製造の現状は、未だ小規模技術実証の段階であり、生産拡大が今後の課題とされていた。
今回の「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」は、バイオ燃料製造施設及び供給施設の設置に対する国家プロジェクトで、地域による食糧生産過程の副産物、規格外農産物などを活用したバイオ燃料の地域利用モデルに対し、農林水産省が支援するもの。
北海道十勝地区では、地域の特性を生かしたバイオエタノールの原料調達から燃料の供給まで一体となった国産技術による事業の確立を目指し、ホクレンの清水製糖工場(北海道上川郡清水町)構内に年間1.5万KL規模のバイオエタノール製造設備を建設する。
三菱商事を中心としたコンソーシアムが、この設備建設を受託し、キリンビールはこれまで培った「発酵およびバイオ技術」に基づくプラント設計及び建設技術を提供することで、主にバイオエタノール製造における発酵部門のプラント開発を担う。また蒸溜設備については日本化学機械製造が技術を提供する。
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