米イーベイ、グーグルでの広告掲載を再開
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米インターネット検索大手グーグル(Google)が運営する検索連動型広告ネットワーク「アドワーズ(AdWords)」への広告出稿を一時取り止めていた米インターネット競売大手イーベイ(eBay)は22日、広告掲載を再開した。
イーベイは、同社サイトへの最も効果的な顧客誘導方法を決定するための実験との理由で、12日からグーグルでの広告掲載を取り止めていた。しかしこの動きは、14日に開催されたイーベイの販売業者向け年次イベントに合わせて、グーグルがイーベイの電子決済サービスと競合する自社の決済サービス関連のイベント開催を予定していたことへの報復的措置だったと見られる。
イーベイはこの1週間で、Yahoo!、Ask.com、MSN.comなどグーグルとの競合サイトでの広告出稿を増加させた。同社広報担当のHani Durzy氏は、実験によって同社がグーグル広告に投入していたほどの広告費を費やす必要が無いことが分かったという。同氏は金額やパーセンテージなどの数量は明らかにしなかったが、米国内でのアドワーズへの依存を大きく引き下げるとしている。同氏は、10日間の実験期間中のトラフィックは前年同時期に比べて高く、売り上げの落ち込みも無かったと見られるとも述べた。
グーグルの広報担当Brandon McCormick氏はイーベイが22日午後にアドワーズでの広告出稿を再開したことを認めた。同氏は、グーグルは7日間にわたってイーベイと緊密な協議を行ったとし、「継続した提携関係を期待している」と述べた。グーグルは、イーベイがアドワーズでの広告出稿を取り止め、メグ・ウィットマン最高経営責任者(CEO)がグーグルのイベントを快く思っていないと述べたことから、問題のイベントの開催を中止していた。
今回のイーベイとグーグルの対立は、トラフィックと売り上げを相互に依存しながら競合を深めている両社の複雑な関係を浮き彫りにさせた。
イーベイが2002年に買収したペイパル(PayPal)は、世界で1億4,300万のユーザーアカウントを有しており、オンライン決済サービスで最も広く普及している。ペイパルは、イーベイのオークションやショッピング事業よりも成長率が高いため、同社にとって最も重要な部門となっている。グーグルは、昨年に電子決済分野に進出したが、主要なオンライン小売500社のうち4分の1以上で受け入れられたと主張している。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
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