米航空機大手ボーイングが航空機の価格を5.5%引き上げた。人件費と素材費のコスト増に対応する。同社広報担当のJim Condelles氏によると、価格引き上げは概して工業製品価格の価格上昇率に応じて行われるが、今回は人件費増加の影響がより大きかったと述べている。 新型787ドリームライナーでは、価格が1億4,600万ドル〜2億ドルとなり、2006年のリスト価格である1億3,800万ドル〜1億8,800万ドルから約6%上昇した。モデルによって価格は異なる。ボーイングのリスト価格は航空機の種別・構成ごとに設定されており、航空会社との交渉の開始点とされる。 同社は、7月8日の完成に向けて787の1号機製造に取り組んでいる。試験飛行は8月末頃に開始される予定で、来年5月には商業飛行用の第1号機が全日空に引き渡される予定となっている。ボーイングはこれまでに634機の787の受注を獲得している。