米通信大手のAT&Tは29日、携帯電話サービス会社の米ドブソン・コミュニケーションズを28億ドルで買収することで合意したと発表した。 買収取引は、1株当たり13ドルで、ドブソン株の29日ナスダック市場での終値11ドル11セントに17%のプレミアムを上乗せしたもの。負債引き受けを含めれば、買収取引の総額は51億ドルに相当する。買収によってAT&Tは新たに170万人の顧客を獲得する。 オクラホマ州を本拠とするドブソンは、米国17州の農村や郊外地域で「Cellular One」ブランドの事業を展開しており、AT&Tには1990年からローミングサービスを提供していた。 長年AT&Tを率いてきたエドワード・ウィテイカーJr.氏から先月に役職を引き継いだランドール・スティーブンソン最高経営責任者(CEO)は、AT&Tがゆくゆくは携帯電話事業を中心とした会社になると述べた。